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こちらから働きかけた暗示に対して拒否する相手への対処法

   

こんにちは、はらいかわてつやです。

相手を暗示にかけようと思ってスムーズにいく場合は何の問題もありませんよね。
相手の行動のカギを自分が握っていることになって、自分が暗示をかけることで相手が自分の思い通りに行動してくれたらスムーズに事が運ぶでしょう。

しかし、時には自分がかける相手への暗示に対して、かたくなに拒否する人もいるのです。
拒否されると相手への暗示効果は望めませんから、次のような行動が必要です。

相手が暗示を否定したら、その否定を否定することです。

例えば、部活で部長を決める時に一人の人に頼もうとします。
でも、その人は「ちょっと自信がない」と拒否をします。
ここでは、その「自信がない」という言葉を否定する姿勢をしましょう。

「自信がないなんて言っているけれど、きっと君なら大丈夫。適任は君しかいないよ。」

なんていう具合に、相手の気持ちを上手く誘導していくといいでしょう。
自信がないと言っている相手には「そんなことはない」という感じで、相手の言葉を否定しながら、「うん」と言えるような言葉を巧みに用いて誘導していくようにするのが望ましいです。

「部長になって欲しい」→「自信がない」→「わかった」とすぐ諦めるのではなく、「部長になって欲しい」→「自信がない」→「キミなら大丈夫だ!きっとできる」という具合です。

相手が自信がないという時は、相手の自信を引き出してあげるあなたの言葉が有効です。
本来、そういった重要な役を全く才能のない人には任せようとしないのですから、やはり何度も誘導して、その人の自信を後押ししてあげるようにしてあげるべきでしょう。

それに「嫌だ。やりたくない。」とはっきり断っている時と違って「自信がない」という言葉を使っているなら、まだまだ誘導してみる価値はあるでしょう。
ただ、一度の誘導で相手がその気になるケースもあれば、何度誘導しても無理なケースの方が圧倒的に多いでしょう。

でも逆に何度も誘導した時の方が自分の気持ちは伝わって、真実味が高くなるということは、カナダにあるマクマスター大学のイアン・ベツグ氏が語っていることです。

「私って、ブスなんだよね・・・」という女性に対して「かわいいよ」と言ったとしましょう。
「でも、目は一重だし・・・」と言ってきたら「一重でも大きな目だから魅力的だよ」と言います。
「でも太っているし・・・」と言う相手には「ガリガリより、ぽっちゃりしている方が親しみやすくて俺は好きだな」という感じです。

何度も相手の気持ちに否定をしていくことで、相手の気持ちを誘導していくことが可能です。

はらいかわてつや

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