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環境に応じて相手への暗示効果を高めることは可能

   

こんにちは、はらいかわてつやです。

人間というものは、環境によって生き方や生活スタイル、考え方が変わってくるものです。

大きな有名な会社に就職した際は、「自分は仕事ができる」と考えて、さらなるスキルアップのために前進して努力を惜しまない人間になるでしょう。
なぜなら、そういった企業に入社すると周囲の環境がそうさせるからです。
自分がスキルを高めないと、いつの間にか周囲に追い越されてしまいますから、懸命に頑張る人になるでしょう。

逆に少人数のアットホームな職場に入ると、案外マイペースに仕事ができることもあり、大企業の場合とは毎日の業務内容からスケジュールの密度まで違ってくるでしょう。

また、学校もそうですよね。
高校進学の際に、ちょっと頑張って進学校に入学したとします。
一緒に入学した子供達はみんな進学のために勉学に励むでしょう。
もし、入学時に自分はそれほど進学に興味がなくても、入学すれば勉強内容から周囲の環境が自分を駆り立て、いつのまにか勉強をするようになってしまうのです。
こうした理由から、そういった進学校に入るだけで学力の向上に繋がる訳なのです。

やはり、これは周囲の環境による理由が大きいでしょう。
「○○高校という進学高校に入った自分は頭がいい」という一種の自己暗示にかかっているのです。
そして、自分でそう思い込むことによって、
勉強に対する意識を高めて、本当に勉強ができるようになっていくということ。

だから、自分を高めたいなら敢えて自分を少し上の環境におくことで、頑張っていけることができるのです。

1991年イスラエルの話。
政府から受け取ったガスマスクでイラクからの化学兵器に対する防御をいつでも行えるようになったイスラエル国民。
この時、イスラエル国民はイラクからの化学兵器が使われると意識してしまいました。
その後、イラクのミサイル攻撃によってイスラエル国民は体調の悪化で病院へ何十人も駆け込むことになりました。
しかし、実は、この時に化学兵器は全く使われていなかったのです。
つまり事前に渡されたガスマスクがそういう思いこみにさせたのです。

そういう環境に身を投じることでそういう気持ちになるということは、毎日のように生活していくと多々あるでしょう。
図書館に通っていると自分がまるで教養のある人のような気分にもなるし、高級レストランで食事をしているとまるで自分がセレブにもなったかのような気になったりするでしょう。

このように「環境」を上手く利用して相手への暗示効果を期待することが可能なのです。

はらいかわてつや

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